「古い洗濯機を処分したいけど、どうすればいいの?」
そんな疑問を抱える方に向けて、この記事では洗濯機の正しい処分方法、リサイクルの仕組み、そして処分時に気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。
洗濯機は「家電リサイクル法」の対象製品
洗濯機は法律により、通常の粗大ごみとして捨てることはできません。
「家電リサイクル法」に基づき、適切な方法で処分・リサイクルが義務付けられています。
対象製品:
- 洗濯機(全自動・二層式)
- 洗濯乾燥機
- ドラム式洗濯機
処分方法は主に5つ
1. 家電量販店で引き取り(買い替え時)
新しい洗濯機を購入する場合、店舗で古い洗濯機の引き取りサービスを利用するのが最も一般的です。
- リサイクル料金+収集運搬料金がかかる
- 家まで回収に来てもらえるので手間が少ない
※店舗により料金や条件は異なるため、事前確認が必要です
2. 自治体の指定引取場所へ持ち込み
自分で持ち込む場合は、以下の手順が必要です:
- 郵便局で「家電リサイクル券」を購入
- 指定引取場所を確認(リサイクル券に記載)
- 所定の場所に直接搬入
料金の目安:
- 洗濯機:2,530円(税込)程度〜(メーカーにより異なる)
3. 不用品回収業者に依頼
急いで処分したい、搬出が難しい場合は民間業者も選択肢に。
- 即日対応可能な場合もあり
- リサイクル料金とは別に高めの費用が発生する可能性あり
- 許可業者かどうか必ず確認
4. リサイクルショップ・フリマアプリを活用(状態が良い場合)
比較的新しい・動作に問題がない洗濯機は再利用が可能です。
- 年式が5年以内が目安
- 清掃済・動作確認済であることが重要
フリマアプリ例:メルカリ、ジモティー、ラクマなど
※配送料・取引のトラブル対策も必要
5. 購入した通販サイトの引き取りサービスを利用
Amazonや楽天などの通販で購入する際、オプションで引き取りが選べる場合もあります。
- 注文時にオプション選択が必要
- 引き取り対象や条件はサイトごとに異なる
洗濯機処分時の注意点
- 個人情報の削除(保証書・登録カードなど)
- 洗濯槽やホースの水抜き・乾燥を済ませておく
- 搬出ルートの確保(階段、エレベーター、廊下など)
まとめ|ルールを守って、安心・確実に処分しよう
洗濯機は法律で定められた方法で処分する必要があります。
買い替え時に引き取りを利用するのが最も手軽ですが、持ち込みや売却など、状況に応じた選択肢も検討できます。
安全に、そして環境にも配慮した方法で、正しく処分しましょう。
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Q&A
Q1. 洗濯機は粗大ごみとして出せないの?
A. 出せません。洗濯機は「家電リサイクル法」の対象製品であり、自治体の粗大ごみでは回収不可です。リサイクルルートを使う必要があります。
Q2. リサイクル料金と収集運搬費はそれぞれいくらぐらい?
A. リサイクル料金はメーカーごとに異なりますが、一般的に2,530円〜。収集運搬費は店舗や業者により異なり、1,000〜3,000円前後が目安です。
Q3. フリマアプリで売る場合、送料はどうすればいい?
A. 大型商品のため「梱包・発送たのメル便」などの集荷サービスを利用するのが一般的です。送料は5,000円〜10,000円ほどかかることもあります。
Q4. 洗濯機を処分する前にやっておくべきことは?
A. 給水・排水ホースを外し、水抜きと乾燥を済ませておきましょう。また、保証書や取扱説明書など個人情報の含まれる書類も忘れずに処分を。
Q5. 引越し時に古い洗濯機を処分したい場合は?
A. 引越し業者によっては家電の処分サービスを提供しているところもあります。事前に問い合わせるか、自治体や回収業者を利用しましょう。
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