「洗濯機の電気代、もっと抑えられないかな…?」
毎日・週に数回使う洗濯機だからこそ、省エネ性能は購入時の大事なチェックポイントです。
本記事では、洗濯機の省エネ性能を左右する要素や、消費電力量の見方、最新モデルの節電機能を解説しながら、編集部おすすめの省エネ優秀モデルも紹介します。
洗濯機の電気代はどのくらい?
洗濯機の消費電力はタイプや機能により大きく異なります。
タイプ | 洗濯1回あたりの電気代(目安) |
---|---|
縦型(洗濯のみ) | 約0.5〜1円 |
ドラム式(乾燥なし) | 約1〜2円 |
ドラム式(ヒートポンプ乾燥あり) | 約15〜25円 |
ドラム式(ヒーター乾燥) | 約30〜50円 |
※1回の使用時間・容量・コースにより異なります。
乾燥機能を使うかどうかで、年間電気代は大きく変わります。
省エネ性能に影響するポイント
1. インバーター搭載の有無
インバーターモーターは、回転数を制御して効率よく運転するため、従来型よりも消費電力を大幅に削減できます。最近の中・上位モデルには標準搭載されています。
2. ヒートポンプ式乾燥機能
高温のヒーターではなく、空気の熱を循環させて乾かすヒートポンプ式は、乾燥コストを半分以下に抑えられる省エネ技術です。
3. AI制御&センサー機能
洗濯物の量・汚れ・素材を自動判別し、必要最低限の水・電力だけで運転する機能。無駄を省いて電気代を抑えられます。
4. 節水=省エネにもつながる
水量が少ないと加熱・回転に必要なエネルギーも少なく済むため、省水設計は電気代にも好影響を与えます。
編集部おすすめ|省エネ性能が高い洗濯機3選
パナソニック NA-LX129CL(ドラム式)
- ヒートポンプ乾燥+インバーター搭載+AIエコナビ対応。
- 省エネ基準達成率250%以上。
- 電気代と水道代を大幅カット。
- 価格帯:約22〜25万円(※価格は変動する場合があります)
詳細を見る
日立 ビートウォッシュ BW-DX120(縦型)
- 大容量12kgでもインバーター+自動投入+節水制御で高効率。
- 乾燥機能付きながら、ヒーター方式としては省エネ性能が高い。
- 価格帯:約17〜20万円(※価格は変動する場合があります)
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東芝 ZABOON TW-127XP1(ドラム式)
- ウルトラファインバブル温水洗浄とヒートポンプ乾燥搭載。
- 自動お手入れ&節電モードで常に高効率運転。
- 価格帯:約20〜23万円(※価格は変動する場合があります)
詳細を見る
省エネモデルを選ぶときのチェックリスト
- インバーター搭載か?
- 乾燥機能はヒートポンプ式か?
- AI制御・自動投入機能があるか?
- 年間消費電力量(kWh)が明記されているか?
- 省エネ基準達成率が高いか?
これらのポイントを押さえて選ぶことで、長期的に電気代を節約できるだけでなく、環境負荷も軽減できます。
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※価格は執筆時点の目安であり、販売状況により変動する場合があります。
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Q&A
Q1. ヒートポンプ式とヒーター式の電気代の差はどれくらい?
A. 1回の乾燥でヒーター式は30〜50円、ヒートポンプ式は15〜25円程度と、およそ半分ほどに抑えられます。年間100回使えば5,000円以上の差になるため、使用頻度が高い人ほどヒートポンプ式がお得です。
Q2. インバーター搭載の洗濯機はどのくらい省エネ?
A. インバーターはモーターの回転数を自動制御することで、ムダな電力を使わずに済みます。従来型と比べて約20〜40%の消費電力削減が期待できるとされています。
Q3. 省エネモデルでも乾燥時間は長くなりますか?
A. ヒートポンプ式は低温乾燥のため、ヒーター式より時間がかかる傾向があります(目安:1.5〜2時間程度)。ただし衣類が傷みにくく、電気代も抑えられるため、時短よりコスト重視の方に向いています。
Q4. 年間消費電力量の数値はどれくらいを目安にすればよい?
A. ドラム式でヒートポンプ乾燥付きなら「年間150〜250kWh未満」が省エネの目安です。縦型のみであれば「年間60〜100kWh未満」が基準になります。製品ラベルやメーカーサイトで確認可能です。
Q5. 節水=省エネって本当?
A. はい、水の加熱や排水処理にも電力が使われるため、水を少なく使える機種は結果的に電気代も下がります。節水モードや自動水位制御付きのモデルがおすすめです。
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